2013年8月31日土曜日

アイデアの判断のしかた、ブラッシュアップの方法。

PEST分析
現状と5年後

5F分析
参入する業界の分析はこれで十分
なるべくすべての点で自社に都合良いのが理想だが、ありえないから、強みの通用するとこを集中的に攻める
すべてで強みがないときつい

3C分析
1.消費者⇨詳細なペルソナを明確に⇨客が何に価値を置くのかを、顧客価値、購買力(コスト意識)、利便性、わかりやすさ、全てを考える。

2.競合⇨顕在、潜在、全て把握し、商品力、意思決定力、人財、財務、ブランド、販売力、コスト体質、技術力、を見て、各企業の強み・弱み・コアコンピタンスを比較。

3.自社⇨競合と同じように。


1.をした上で、2と3を比較して、サービスの出し方を考える


ミッションとビジョンを決める
最後の踏ん張りとなるもの
ミッション⇨変えない信念。起業の動機の凝縮。ひとこと。
ビジョン⇨3年後の事業イメージをまとめる(到達点)



ポジショニング
5Fや3Cと関連させて図にまとめる
座標軸がだいじ。⇨いちじしょうに自社のみが位置付けられるような2軸を考え抜くべき
独自性のないマップをつくってはいけない
具体的かつ独自性のあるマップの上に、競合ときれいに区別されるマップができたら、差別化できるさーびといえる。




4P
商品、サービスを具体的に詰める
1.product
コアバリュー、外面的特徴、付随的価値を定義する

2.price
ターゲット顧客が購入可能で、売り上げと利益が最大化になるよう意識。
しつつ、競合の価格、市場環境を検討して設定。

具体的には
価値や利幅、支払い条件、サイト期間、ターゲット顧客や潜在的顧客、市場の成長性や競合の数、競合の提起価値やコスト構造、自社のコスト構造、をみる。

place
だれに、どのように、いつ、販売してもらうのか。

promotion


ここまででだいぶ完成。
あとは、


オペレーション
アイデア平凡でもこの力で成長するとこも。どれだけ自動かできるかがだいじ。手本はりぶせんす。


日次のタスク管理
KPI管理
サービス運用
財務
法務
人事労務
情報しステむ管理
広報

各項目で発生する具体的仕事を箇条書きで書き出し担当者と期限を細かく決める。


役割分担シートの実行を完璧にする。
経営企画室系、管理本部警、システム本部系、営業本部系の中にそれぞれ役割をつくる。
事業部ごとの課題も書き出し、それぞれの対策を考える


KPIを何にするか、と、その動きが1番だいじ。
KPIは、計画通りに達成できれば確実に利益があがり、資金調達もできるという数値にする。
かなりのボトルネックまで落とし込む


継続的に計測して、毎日データ化。KPIをしぼらないと、努力に無駄が生じる。



その他アドバイス

月に2回プレスリリース
⇨成長を強制。スピードがでる。

セミナーイベントを月2回
業界盛り上げイベント、顧客によるヒアリングや勉強会、周辺知識関連のイベント















2013年8月28日水曜日

諸行無常の人生、何を成し遂げるか。


生きる者は全て不老不死じゃない。
そのように定められて生きている。
諸行無常。
誰かが死ぬ時、誰かは悲しむ。ここにはマイナスしかない。
せめてもの抵抗として、このマイナスを少しでも減らす生き方をしたい。
悲しみというマイナスを少しでも減らしたい。

そういう意味では教祖って尊敬する。
日本は宗教基盤が弱い。
強い悲しみを負った時、すがる神を持つ人は少ないのではないか。
自分は信仰心がないのでわからないが、神はどれほどの悲しみを排除してくれるのだろうか。
神ではないが、お坊さんの説法を聞くと、悲しみは和らぐ。尊敬する職業。

残酷な定めに少しでも抗いたいからなのか。プラスを作るよりも、マイナスを埋めるものを生み出したい。あらかじめ一定量定められた人生のマイナスを、減らしてしまうようなサービスを。
人のマイナスの感情を埋める、満たすような仕事がしたい。お坊さんの様な仕事がしたい。

そんな仕事ができれば、その仕事の結果が後世まで残れば、それは悲しみの多いこの世に神を残していったようなものになり、多くの人を救うことになる。人生で、そんな仕事ができれば、満足して死ねる。

2013年8月9日金曜日

みんなのOB訪問日記

『みんなのOB訪問日記』(みん就みたいやけど)っていうメディアがあったら、個人的には見たいんやけど、どう思いますか?

OB訪問って、
たくさんこなす事で色んなキャリア像を比較できるし、OB訪問の事話したら面接で説得力ある発言できるし、良い事ずくめなんやけど、1人でこなせる量は限られている。

OB訪問集団みたいなん作って活動すれば、訪問に対する躊躇も減るやろうし、OB訪問しやすくなる。皆で共有すれば、かなりの情報量が確保できる。
共通の質問フォーマットを作って、共有する。

就活生の企業の判断基準って、
就活メディア参考にする人→説明会参考にする人→年の近い先輩の意見参考にする人→HPとか本にしっかり触れる人→以上全部吟味する人→OB訪問する人→
って感じに色々あると思うけど、

やっぱり最も多くの就活生に影響を与えるのは、検索エンジンで上位に来る情報(お金ある企業/技術ある企業)。収益を求めた企業が運営するから、もちろんクライアント寄りの情報が多い。

だから、検索エンジンでは『良い企業』の情報は氾濫し、判断に困る学生もいる。信頼できるのは、身近な人の意見とか、生で得た情報になる。

キャリア変遷、収入、職場環境、のリアルな声をさらけ出してしまう。これって個人でやることかもしれんけど、見れたら便利よなー。検索エンジンで上位に表示させれたら最高。

学生のアンケート結果で、皆が気になる企業に、学生OB訪問団体でOB訪問に行く→OB訪問日記公開

アンケート情報を企業に提供してお金をもらい、そのお金使って検索エンジンで上位表示させる



みたいなことしたいな。
学生のためのメディア。
とりあえずOB訪問をデータベース化してみるか。
かなりの協力者が必要。
サイト構築できて、SEO詳しい人、訪問してくれる人。あと、お金出してくれるパトロン。一緒にやってくれる企業さま。







2013年6月23日日曜日

個人的はまりwebサービス


ランダムに。


cocoppa
スマホのアイコンを着せ替えれるアプリ。
スマホが可愛くなる。



Path
親友だけで繋がるSNS。
デザインが気持ち良くて、ついつい使いたくなる。



Cameran
写真加工アプリ。
色合いとかいじるだけやったら、instagramとかよりクオリティ高い気が。



Latteカメラ
写真加工アプリ。
一眼レフ風ボケを簡単につくれる。



MotionPortrait
静止画アニメーション化アプリ。
人の顔で遊べておもろい。
他人の静止画をに動きと声をつけれる。好きな子に好きな事を言わすことができる。



viddy
動画つないで音入れて、簡単にミュージックビデオ作れる感じ。



読書メーター
読んだ本、読んでる本、読みたい本の記録ができる。
本の画像付き。
他人の本に対するコメントも見れる。



Filmarks
見た映画、見たい映画の記録ができる。
映画のDVDの画像付き。
皆の評価とコメント付き。



ドリパス
昔の映画を皆の力で劇場で復活上映させようってサービス。
実際に何回か劇場で復活上映があったみたい。
まだアプリとかはないけど、
今後注目のサービス。







神様って、合理的。この世は、合理的。


日本の宗教観が世界とかなり違うのは、なんとなくわかる。


***
異民族の侵入や戦争や、帝国の成立といった大きな変化が起こって、社会が壊れてしまう。自然が壊れてしまう。
ぐちゃぐちゃになってどうするか、というのが、ユダヤ教やキリスト教、仏教、儒教といった、いわゆる『宗教』が登場してくる社会背景なのです。
***
(『ふしぎなキリスト教』より。)



日本はどちらかというと神道がメインで、自然の背後にいるさまざまな神を拝み、一神を崇拝する人は少なく、いわゆる無宗教の人が多い。

これは、異民族の侵入を受けたこともそんなになく、社会がぐちゃぐちゃになったことが長い歴史であまりなかったからで、

ぐちゃぐちゃになっても、人間が人間らしく連帯して生きていくための戦略が、いわゆる『宗教』である、と。




日本は自然災害でぐちゃぐちゃになることが多い。
ただ、これまで国自体がぐちゃぐちゃになったってことはない。
第二次世界大戦でも、他国に併合されたり民族が離散させられたりって事はなく、国を保つ事は出来た。
(世界大戦を通じて、文化はかなり欧米化したが、根本での日本人という意識は崩れなかった。)

ただ、
第二次世界大戦後、
日本人が各国に離散させられ、"日本国"が消滅させられていたとしたら、日本人は各地でどうやって団結していただろう。再び集まることはあっただろうか。
とまあ、こんな悲惨な出来事があったら、連帯のために信じる一つのなにかは必要だったと思う。


個人的に辛いことがあると、
宗教に助けを求める人が多いが、
これは歴史的にも正しい人間行動。


日本には、国民ほぼ皆が連帯するための、信じるなにか、が弱い気がする。
だから、
辛い事があったときには、"より辛い"国と言えるんじゃないか。

自殺者が多いのも、
すがるべき"なにか"というのが
日本にはあまりないからではないのか。




神様って、非常に合理的に出来た存在なんやなと。




2013年6月18日火曜日

エネルギーあることばの書き方


伝え方が9割の文章技術まとめっ!!


サプライズ法
語尾に!
びっくり、〜
そうだ、〜
ほら、〜
実は、〜
凄い、〜
信じられない、〜
あ、〜

ギャップ法
最も伝えたいことばを決める
それと正反対のワードを考え、前半に入れる
前半と後半が繋がるよう自由にことばを入れる


赤裸々法
最も伝えたいことばを決める
それを現実に言う際のカラダの反応を赤裸々にことばにする
(顔は?のどは?くちびるは?息づかいは?目は?うぶ毛は?肌は?頭の中は?手のひらは?指の先は?血のめぐりは!)
赤裸々ワードを、伝えたいことばの前に入れる
*あ、普段口にしない類のことばであるかどうかは、チェック!

顔が真っ赤、〜
のどがからから、〜
くちびるが震えてる、〜
息ができない、〜
目が合わせられない、〜
全てのウブ毛が立っている、〜
汗ばんでいる、〜
頭の中がまっ白、〜
手にじんわり汗が、〜
指先がじんじんする、〜
じぶんの鼓動がわかる、〜



リピート法
記憶に残す+感情を載せられる

伝えたいことばを決める
繰り返す


クライマックス法
いきなり伝えたい話をしない。
クライマックスワードから始める。


長文を変える方法!
1.出だしの1文を、強いことばかつ短いことばにする。
2.出だしに使った強いことばを長文のフィニッシュで使う
(天声人語も。出だしの言葉から内容を広げ、最後に出だしと同じもしくはアレンジしたことばで締める。)
3.タイトルを付ける。短く強く。
出だし一文そのままか、
出だし文の中で特に重要なワード+サプライズワードを組み合わせる


時間があれば、
4.特に決めたい所にしぼって、技術をいれる。サビを立たせる。



メール法
書類をご確認くださいっ。
ご確認くださいねーー!!
ごちそうさまでしたーー!!
ほんと、震えました!
自分が恥ずかしくなるくらい、相手・相手の話は、〜。




参照
伝え方が9割 / 佐々木圭一

キリスト教とユダヤ教と一神教の起源。


現在の私達の社会は、大きく捉えれば近代社会といえる。
近代社会は、西洋的な社会が世界のスタンダードになっている状態の社会。

→[西洋とは何か]がわからなければ、現在の私達の社会がいかなるものかを解することは出来ない。

近代社会の根拠になっている[西洋]の中核にはキリスト教の考え方がある。(西側のキリスト教)。
西洋とは、キリスト教に根を持つ文明であるからだ。

というわけで、キリスト教に関する理解を深める事は自身の属する社会を広く理解する上で意義があると言える。


○キリスト教とユダヤ教
キリスト教は、ユダヤ教から出てきた。ユダヤ教の宗教改革のような感じでイエスが登場し、キリスト教が出来た。
キリスト教の教典は、
新約聖書と
旧約聖書(ユダヤ教の教典)
である。

特徴として、どちらも一神教(人格を持った神)である。
(イスラム教も。)
我々には解しがたい一神教信仰がなぜこの世に生まれ、未だ大きな影響力を持っているのか。その起源を考える。


○一神教の起源→ユダヤ教の起源

1.戦争のための宗教連合。
神々の1つとして、シナイ半島で信じられていた破壊怒りの神ヤハウェ。
人種も文化もまちまちなグループだった(イスラエルの民)と呼ばれる人々は、
周辺民族と戦争する必要があったので、団結のため、ヤハウェを戦争の神としてみんなで信じた。(宗教連合をつくった。)
そしてこの一団が、カナンの地に侵入、定着していった。


2.王制とヤハウェ信仰を結び付ける

戦争するには、王がいた方が良い。王制を作るため、預言者が[GODが言っている。]と言って、王を選んだ。
→預言者(=神)が王を批判する体制に。

3.前622年、ヨシヤ王改革によるヤハウェ信仰強化(一神教に近づいていく)

モーセの律法書が見つかったと言って人々に読ませた他、偶像をなくしたりした。

4.バビロン捕囚で人々の考え方が変わり、ヤハウェは唯一神に格上げ(一神教に。)

バビロン捕囚で悩みに悩んだユダヤ民族は、うまくいかないのも攻められるのも、ヤハウェが決めたからなのだ!ヤハウェは世界を創造し、世界を支配している!自分達の罪を見たヤハウェが判断したことなのだ!
と考えるようになり、ヤハウェは世界唯一神になった。


5.エルサレム帰還後に、神は我慢した我々を認めてくれたということで、ヤハウェはより偉大な存在に。
(一神教として確立。)


(以降のユダヤ教)

6.バビロン捕囚中に神殿が無かったので、祭司、預言者の力は弱まり、律法学者の力が強まった。(エルサレム帰還後は預言者は弾圧されるように。→イエスも処刑された。)


7.イエス処刑後にエルサレムの神殿が破壊されて以降は、律法学者のみが残った。→現在のユダヤ教



*預言者の1人として現れたイエスを信じる人々が、ユダヤ教の異端とされ、キリスト教として分離した。




○旧約聖書[創世記]に記されているユダヤ民族の起源と、歴史

ヤハウェが人類を創造。
ノアのみが人類として生き残る。
その子孫であるアブラハムが、人類として初めてヤハウェに語りかけられる。(初の預言者)
預言を聞き、アブラハムは約束の地へ。そこで、片方の子イシュマエルはアラビア人の先祖に、片方の子イサクはユダヤ人の先祖に、なった。
そしてその子孫である預言者モーセに率いられ出エジプトし、シナイ半島→カナンの地へと移動。

*出エジプト辺りまでは、かなり神話的。途中から、リアルな歴史が書き記されていると考えられている。


【年表】
前1270 出エジプト
シナイ半島、宗教連合(イスラエルの民)
前1230 ユダヤ人、カナンに入植
前1020 王制の始まり(サウル王即位)
前926 王国分裂( イスラエル/ユダ 王国)
前722 イスラエル王国滅亡
→跡地にサマリア人(異民族のユダヤ教徒→現在のサマリア教団)
前622 ヨシヤ王による改革
前586 ユダ王国滅亡
バビロン捕囚(〜前538)




○ユダヤ教の律法について。
ユダヤ教では、生活ルールの全てが、ヤハウェ神の命令(契約)だとする。日常生活の全てが法律。
こうなるに至った理由は、ユダヤ民族の辛い歴史にある。

すごいと言わざるを得ないが、
ユダヤ民族は、様々に負けてきた歴史があるにも関わらず、いつも再集し、現在まで民族を保っている。
昔の賢人(おそらくヨシヤ王)が生活様式を神の律法と化し、守らせたことが大きい。
どんな場所に連れて行かれても、
その地で生活様式を守った。
それにより、どこにいても、ユダヤ民族であり続けた。自分達の社会を2000年に渡って保ってきた。
ユダヤ教の律法には、そんな意義がある。




ミクロ経済学

(前記事より)
ミクロ経済学は、個々のプレイヤー(個人、企業、国)に注目するから、個人としてはより身近に感じられて分かりやすい。


ミクロ経済学のトピックス
以下の意味を理解できる。

1人では鉛筆1本つくれない
ピザの値段を決めるのはピザ屋ではない
家賃の高騰は防げるか
タバコの値上げは誰の為か
給料はどのように決まるか
なぜ利子を払うのか
老後のために知っておきたいこと
企業にやさしい市場厳しい市場
競合企業は友で顧客は敵だ
何が電話を進化させたか
見えない環境コストを可視化する
技術革新のジレンマ
道路も消防もすべては商品
魚を与えるか、釣りを教えるか
不平等はどこまで許されるか
保険がうまくいかない理由
誰も信用してはならない



○ミクロ経済学のキーワード
分業
需要と供給
価格統制
価格弾力性
財市場、労働市場、資本市場
個人投資
完全競争と独占
独占禁止法
規制と規制緩和
負の外部性、正の外部性
公共財
貧困と福祉
格差問題
情報の非対称性
企業と政治のガバナンス

○ミクロ経済学まとめ

・市場は限られた資源を配分するための非常によく出来た仕組み。
・市場の仕組みはうまくいかないときもある。
・政府は市場の問題を解決する上で大事な役割を担うが、政府も不完全な存在であり、問題をかえって大きくしてしまうことがある。




○参照元
"スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編"



経済学って何?

○経済学の目的は?
みんなが"幸せになる""満足する"ような効率的な配分の実現の研究。
(by 西村和雄 教授)

消費者、企業、国、それぞれ最大化したい目的はあるが、
だいたいみんなが満足している状態
を目指す。


○個人的に、経済学を学ぶ意味
経済活動を行う(利己的である)一主体として、自分が属する市場のメカニズム全体を把握することで、他人よりも儲けるため。


○ミクロ経済学とマクロ経済学
ミクロ経済学は、個々のプレイヤー(個人、企業、国)に注目するから、個人としてはより身近に感じられて分かりやすい。
マクロ経済学は、全体的な見方に注目する。政策とかについて、考える。
経済状況の予測と経済政策の立案のためのもの。
(マクロ経済学は、国民の自由な経済活動のみに基づく市場原理(競争原理)を完全に信頼することは出来ないというケインズ経済学の前提に立っている。)

***

ミクロ経済学では、全ての人が職業に就き需要と供給が絶えず均衡する『完全雇用・完全競争・市場均衡』というモデルをもとにして経済を考えます。その為、ミクロ経済学では不況や失業を上手く説明して対処することが出来ず、そのミクロ経済学の不十分な点をマクロ経済学(特にケインズ経済学)は集計データを元に補っているという見方をすることが出来ます。

***

ケインズ革命とは、供給が需要を生み出すから絶えず市場は均衡し、完全雇用が実現されるというセイの法則『有効需要の原理』で否定し、非自発的失業者(働く意志と能力があるのに働けない人)の存在を認めない古典派経済学へのアンチテーゼを提示しました。つまり、自由市場の競争原理は、自律的に理想的な需要と供給の均衡と完全雇用を導くわけではないという事です。市場に『神の見えざる手』は存在しないのだから、失業率や景気変動に合わせて政府が適切な市場介入(公共投資・金融政策)を行わなければならないとするのがケインズ革命が示唆する経済政策です。

***


経済学の起源は?

***

イギリスで産業革命が起きた 18 世紀 後半、市場主義経済の成立とともに学問としての姿を整え始めました。その最初の大成者は「経済 学の父」と呼ばれるアダム・スミスです。(経済学の起源自体は古代ギリシャのアリストテレス『ニ コマコス倫理学』にまで遡るといわれていますが、スミスの活躍以前には、絶対王政の保護により 貿易の利益と産業育成を目指すべきだと重商主義を説いたトマス=マンや、国富を増やすには農業 を保護・育成すべきだと重農主義を説いたフランスのケネーなどがいます。)

*** 


○経済学の歴史(ミクロからマクロへ)

ミクロは、アダムスミスから。(経済学のはじまり。)国富論で、市場メカニズムと分業を説いた。これが古典派経済学。(りかーど,みるが体系化)

英国のアルフレッド・マーシャルは、古典派と限界効用学派の考え方を総合した新古典派経済学を創始した。 

マクロは、マーシャルの弟子であるケインズ以降。古典派経済学に対する批判から始まった。





○資本主義経済とは(市場経済と資本主義経済)→いっしょ。





○参照、引用元
"スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編"

http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000921

http://homepage3.nifty.com/~~shimasawa/gairon_ch2.pdf

http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/es002/economics004.html

http://www.geocities.jp/ttovy42195km/newpage41.html

2013年6月14日金曜日

経営戦略とマーケティングの違い

経営戦略とマーケティングって何が違うのか?

経営戦略もマーケティングも、利益を上げるために存在する。
※会社の目的(大きな目的の1つだが。)は、利益を上げることである。
利益を出さないと事業は拡大しないし、そんな会社は社会的意義がない。



イメージとしては、
会社が利益を上げるために、
経営戦略が先にあって、その戦略の中にマーケティングがある。


会社がどうやって利益を上げるか?
利益=売上-費用
だから、

利益法則その1)
費用を一定で売上を上げる
→差別化戦略

利益法則その2)
売上を一定にして、費用を下げる
→費用低減戦略

のいずれかになる。


つまり
経営戦略とは、
利益を上げるために差別化戦略か費用低減戦略を選ぶこと。



どちらが良いのか?と言うと、
現実には、
ある競争市場で、費用低減戦略で勝てるのは1社だけになるので、
ほとんどの会社は差別化戦略をとる。




差別化戦略とは、「競合他社より、いかに優れた価値をお客様に提供するか」ということ。

ここで、

どのような価値を提供したいかを考え、決定する。

(価値とは、突き詰めると人間の欲求である。より良く欲求を満たすことが差別化戦略である。)


差別化戦略が基本にあり、会社として提供したい価値を決めた後の戦略を考えるのが、マーケティング戦略。

人によって欲求が違う、だからセグメンテーションを行って、ターゲティングをし、それにあった製品・広告をつくり、などのマーケティング戦略を考えていくことになる。


2013年6月9日日曜日

よく見られるコンテンツとそのマネタイズを考える。

金融の知識って、1回理解してもすぐ忘れる⇒よく調べ直す

⇒理解してもすぐ忘れる知識は、よく見られるのでは??
ただ、こうゆうコンテンツは、心理的ストレスが大きいので、そこまで頻繁には見られないのでは?

⇒純粋に"面白い・気持ち良い"ものの方がよく見られるのは確か。
その他に、"自分で作れる"サービスは最近人気。これは、共有が容易になったから。

画像を作れるサービス⇒写真加工系(insta)、映像作成系(viddy)
操作が簡単なものの方が、マスに利用される。(難しいのは、photoshopや、初音ミク)
 


話を、見るコンテンツに戻す。
"よく忘れる知識"という意味では、
cookpadなんかがキテる。
これは"毎日必要だが、よく忘れる知識"
⇒マネタイズとして最高な"月額制"にできる。ESを集めた就活サイトunistyleなんかもそう。(ESはある時期に限り毎日必要というニュアンスなので、年額制になっている。)


他の月額性のものを考える。
有料メルマガは、人気者じゃないと難しい。これは、毎日必要な知識ではないので、その人気者にしかない面白さ・気持ち良さが毎日欲しくて、人はお金を払う。芸人のまっちゃんとかがやっても人気出る。



整理する。
1.1回理解してもよく忘れる知識
    a.たまに必要なもの
⇒ストック型のサイトにして、広告費

金融の知識


    b.毎日必要なもの
⇒月額制にして、フロー+ストックで皆で共有

クックパッド


    c.一時期毎日必要なもの
⇒年額制、ストック
就活サイトunistyle



2.純粋に面白い・気持ち良いコンテンツ
    a.人気者
⇒月額制にできるくらい、皆は毎日見たい。

ほりえもんメルマガ


    b.NOT人気者(面白い系コンテンツ)
⇒当たり確率が低いうちは、更新し続けるしかない(広告費)。人気になっていけば、月額性に..(これが知識系なら、ストック制にできる。→広告費)

何かと話題の会社、LIG


    c.気持ち良いコンテンツ(エロ)
⇒ある程度の人気になれば毎日見られるように。(広告費も月額も割と簡単?)コンテンツより使いやすさが大事かな。)

動画ファイルナビゲーター


3.作れる系サービス
     a.簡単に使える
⇒マスにアプリ提供。広告費or月額

動画編集アプリviddy

     b.難しいがプロは必要
⇒ソフト化して高額販売。

photoshop

abいずれにせよ、使いやすさで一定の人気を得るのが必要。



考察まとめ。
・コンテンツが人気になる過程
便利系でも面白気持ち良い系でも作れり系でも、
使いやすさは必須。
口コミで広がる時代ではあるが、
マスに乗ると一気に人気に。
マスに乗る時点までに、使いやすさ、便利さ・面白さ・気持ちよさの実力を上げておく必要がある。いかなる人気者も確かな実力を持っている。

・お金の産み方について
自身の提供するコンテンツがどの形であり、どの程度の実力であるかを把握した上で、
どんなコンテンツにも必要な"使いやすさ"を保てるようなマネタイズを考えるべき。(広告により見にくくならないように。サービスの割に高過ぎるお金をとらないように。)




使う人々、さらにはマスが、
どんな反応をするか。
ここに対する勘は常に重要。
この勘は
・日々情報に触れる事
・たまに広い目で市場全体を見渡す事
により鍛えられるのでは。




2013年5月23日木曜日

Webマーケティングを学びたい人が日々チェックしておくべきサイトまとめ


Markezine
http://markezine.jp/

Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/

Tech Crunch
http://m.jp.techcrunch.com/

Tech Wave
http://techwave.jp/

日経デジタルマーケティング
http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/sp/







2013年4月15日月曜日

最近HULUで見た作品

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噂のHulu
月1000円で見放題の、Hulu

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で、最近見た作品。。




~映画編~

■青春系
~にぎやか系~
SR サイタマノラッパー(2009)
SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム(2010)
~しっとり系~
ほしのふるまち(2011)
東京大学物語(2006)



■名作系
フィッシュストーリー(2009)


■不思議系
やわらかい生活(2006)
カケラ(2010)


■商用系(気軽に見れる)
宇宙で1番ワガママな星(2010)
お墓に泊まろう!(2010)




個人的には、
田舎のきれいな風景描写の日本映画が好きなので、
ほしのふるまち(2010)
なんかが特におすすめ。



~不思議系~ は心にグサッと遺恨が残る。
やわらかい生活は鬱の元キャリアウーマン、
カケラはレズの女の子と地味な普通の女の子の話。
登場人物が自分と違いすぎて、その世界観が面白い。



~ドラマ編~
プリズンブレイク1章、2章、3章

やっぱり海外ドラマは、わくわくして、止まらない。
見続けてしまう。





~今後の観賞予定~



アヒルと鴨のコインロッカー
人のセックスを笑うな
ジュテーム~わたしはけもの~
ヒーローショー
ベロニカは死ぬことにした
ジャンプ
ゆれる
歩いても歩いても
いつか読書する日
花のあと



邦画を制覇したい。
てゆうか、映画ってめちゃくちゃな数ありますよね。
それぞれの作品にはそれなりの想いが込められている。
その想いを各人が思い思いに受け取り、咀嚼する。

僕の友人は、COVEという映画を見てから菜食主義になった。
僕は、田舎に行きたいという想いを強めるくらい。あと、ブログ書いたり。



その程度はさまざまやけど、
見たら何らかの影響を受けるし、それは確実に人生の色を濃くしてくれる。

たくさんの映画がどんどん安く見れるようになってるのは、やっぱりよろこばしい。





Hulu



facebookの新製品”HOME”からスマホの近未来を考えた


facebookの発表(http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/22621参照)を受け、
以前 NHN JAPAN株式会社の選考課題で提案した内容を思い出した。(以下、貼り付け。)

————————————————————————————————————-
課題『スマートフォンが広告メディアとして、テレビCMと同じくらいメジャーな存在になっていくためには何が必要か』

■結論
強制性とサイズの大きさが必要だ。
具体的には以下のような施策が必要。

(強制力の強い順)
①    全てのスマホで、スマホ自体に全画面で急に広告が流れる仕組み。
スマホメーカー、やドコモ、ソフトバンク、KDDIといった通信会社が協力し、
時間ごとに枠をつくってスマホCMを配信する。

②    スマホ自体に全画面で急に広告が流れる仕組みだが、
スマホを買う時に、
広告が流れるVer.(無料)か流れないVer.(有料)を選べるようにする。

③    いきなり画面を覆う広告ではなく、
スマホ起動時のアイコンの背後で広告が流れる仕組み。

④    スマホ自体には広告を流さない現在のシステムのままで、各メディアで画面全てを覆う広告を流す。
既に一部のニュースサイトなどではいきなり全画面で広告が出たりする。こうしたメディアをもっと増やしていく。

⑤    今と同じシステムで、各広告枠をもっと大きくする。


広告の強制性とユーザビリティは表裏一体の関係にあるので、
まずは③辺りからはじめ、ユーザーの様子を見ながら、②→①へ、近づけていくのが良い。
そして、それが当たり前のものとして受け入れられるようになれば、
流れることが当然のものとして受け入れられているテレビCMと同等の存在感を放つようになるだろう。

■『メジャーな存在である』とは。
広告メディアとしてメジャーということは、
1.それだけそのメディアを見る人がいて、
2.さらにテレビCMと同じくらい人々が広告を認識しやすい
という事だと思う。
■両メディアの現状分析
1.については、
広告抜きに、メディア自体を見る人を考えると、それほど差はない。
現在日本では、
テレビを見る人は約1億人
スマートフォンを見る人は約4000万人いる。
人数の差は2倍程度に過ぎず、触れている時間を考慮すれば、
むしろスマートフォンの方が、より“メジャーな”存在と言えるかもしれない。

2.については、
テレビCMとスマホ広告には認識の差に相当な差がある。
テレビCMが飲み会で話題になる事はあっても、スマホ広告が話題になる事は全くと言っていいほどない。

■両メディアの広告の違いはどこにあるか
テレビは、電源が入っていれば勝手にCMが流れてくる。さらに、当然ですがサイズもテレビ画面を覆い尽くすサイズ。
スマホ広告は、電源を入れても勝手に広告が表示されることはなく、safariを開いたり、アプリを起動するといった動作を踏んだ後に表示されるメディアの中で表示される。しかもそれらはコンテンツを邪魔することのないサイズで表示される。
これらから、
テレビCMとスマホ広告の違いは、
“強制性”と“サイズの大きさ”にあると言える。


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みたいな事を書いていて、
強制性についての懸念を思っていたので、facebookは思い切ったなあと。
今後の動きが楽しみです。


もしもうまい事進んでいけば、
そこに流れる広告費はテレビの枠と同じくらい高額なものになるんじゃないか
とか
そのお金でスマホ端末の値段自体が安くなるんじゃないか
とか
アンドロイドだけが安くなったとき、appleはどう出てくるのか
などなど、
今後大きな変化が起こりそうで、楽しみです。

2013年3月14日木曜日

しっくりきたCM集

しっくりきたCM集
最近触れた、『なんかいい』って思ったCM。


商品性がチャーミングに描かれているCM
新商品や新サービスが出たことを、商品の雰囲気を伝えながら見る人に印象付けられて、
さらに、絵的にキレイでどこか素敵だなと思える要素(チャーム)があるCM

VIPライナー   ~母の背中 大阪 篇




タレントの特性を生かしまくったCM

永谷園 企業広告 ~お茶漬け海苔60周年


高倉健ならではの味。
『長く残ってたもの』のかっこよさを表現。



はっとした共感を持たせるCM

読売新聞 企業広告  ~五輪 僕の走れなかった道



夢の舞台に立てる一握りの勝者よりも敗者の方が圧倒的に多い。
その視点がメジャーな共感。



ほっとする空気感で、企業と商品を、『愛されるもの』にする広告

ダイハツ工業 企業広告 ~日本のどこかで、休日


環境にやさしい第3のエコカーを持つ事で、人と人との関係もちょっと優しくなれる。
これが、『日本のどこかで』あった事ですよ、というコピー。
エコカー自体ではなく、エコカーに乗る人の『心』を描く広告。






2013年2月27日水曜日

広告的な考え方


■『クリエイティブ合気道』

タワーレコードの広告「No Music, No Life」を作った箭内道彦さんの言葉。
逆境が大きければ大きいほど、合気道でクリエイティブに大きくひっくり返す、との意味。

例えば予算がないとか、納期が短い、といった広告制作案件があった時、
いつもなら紙いっぱいにデザインする所を敢えて紙の隅っこにちょこっとグラフィックを1個だけ入れたら逆に入れたらいいんじゃないか、などと考える。

予算がないからダサいものを作るんじゃなく、予算がないからこそできるかっこいい表現があるという考え方。


□『見せ方を変える』

ゲームキューブが行き詰った時に、スペックは全くそのままで見せ方だけ変えて販売されたWii。

皆ご存じ、京都生まれの豆腐屋「男前豆腐店」。商品名は、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」。



広告系の良い本紹介



最新の広告、これからの広告について一番よくわかる。(2012年8月発刊)


『最高の広告は広告ではない』
『広告の未来は広告ではない』がキーワード。






広告は効果を出さないといけない、こうすれば効果は出る、これを大切にせよ、
など、経営者視点での広告への見方が書かれており、
広告業界のシビアな部分がわかる。


『現代広告の父』と呼ばれるオグルヴィが50年前に書いた本で、
広告人のための教科書、らしい。






広告主サイドから、広告について語られた本。
どういう風に広告(CM)を作っているか、が詳しく書かれている。

エステーの消臭力のミゲル君のCMのクリエイティブディレクターが書いた本。






現代人の周りに溢れかえっている『メディア』の影響力、魔力について
非常に理解しやすくまとまっている本。
CD1枚が74分の理由、米軍が毎日30万部の機関紙を発行する理由、などなど。

LINEやlivedoorニュース、R25などのメディアを作ってきた人による著書。






『クリエイティブ』の視点から広告が良くわかる本。
13人の有名クリエイターの対談型。

「世の中を変えるのは、クリエイティブの力なのです。」







人がどのような心理的メカニズムで動かされるのかが、
凄腕セールスマンの技術と科学的統計をもって、
7つの法則で示されている。

『なぜ、人は動かされるのか。』





広告プランニングには欠かせない、論理的思考について
再確認できる本。

『問題解決力が高い=論点設定が上手』









型にとらわれない広告手法がかなり面白かったです。

「お金がかからない宣伝方法」
「TVに取り上げられるための技術」
などなど。

2013年2月22日金曜日

自分は、広告のどこに面白さを感じてるのか。


でっかい紙や画面の中の小さな枠や15秒の映像やちょっと目を引くお祭りや仮想空間上での対話によって、
アナログな人間を意図的に動かす広告。

『意図的に』なりうる部分は全て過去の人間行動のデータの蓄積を頼りにしたもの。

そのデータの収集とか処理とか応用の方法論にはあまり興味が出ない。(というか苦手意識がある。)

それよりは、
『意図的に』を少し超えてしまう部分のやり方。
クリエイティブと言われる部分。
この『意図的に』の領域を広げていくための新たな試みの部分。

この試みの部分は、その人固有の人間観察、意思伝達の仕方、つまりその人の過去のあらゆる断片を組み合わせてできるもの。
この組み合わせ能力と、その表出力が、その人のクリエイティブ力なんやろけど、表出力の方は訓練で鍛えやすい。

この表出力には自信なしやけど、
組み合わせ能力の方にはなんか自信がある。

この自身の中からしかでてこない組み合わせで、アナログな人間を動かす試みはすごくアナログで、それだけにめちゃくちゃ面白い、と感じる。

このように、
統計処理のデジタルな部分よりも
アナログに考えられた部分により興味がいってるという点では、
自分は『人間臭い』のかもしれない。



この部分は金になりにくいだろうが、この部分に惹かれるし、
この部分を鍛えたい。




2013年1月8日火曜日

CM紹介

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


新年一本目のblogは、CM特集。
~個人的に衝撃の大きかったもの~

1.Google Analytics
『通販は、簡単』っていう内容。


2.質庫ぜに屋本店
ここのCMは他にも感動するものばかり。
九州限定で放送されてるらしいです。


3.公共広告機構CM『黒い絵』
社会派CM。
電通のCDの高崎さんがこれ1本で一気に有名になったという作品。

4.イギリス心臓財団
レスキューを敢えてpopなイメージで見せてわかりやすく説明、奨励。

よかったら1度見てみてください。^^