2013年2月22日金曜日

自分は、広告のどこに面白さを感じてるのか。


でっかい紙や画面の中の小さな枠や15秒の映像やちょっと目を引くお祭りや仮想空間上での対話によって、
アナログな人間を意図的に動かす広告。

『意図的に』なりうる部分は全て過去の人間行動のデータの蓄積を頼りにしたもの。

そのデータの収集とか処理とか応用の方法論にはあまり興味が出ない。(というか苦手意識がある。)

それよりは、
『意図的に』を少し超えてしまう部分のやり方。
クリエイティブと言われる部分。
この『意図的に』の領域を広げていくための新たな試みの部分。

この試みの部分は、その人固有の人間観察、意思伝達の仕方、つまりその人の過去のあらゆる断片を組み合わせてできるもの。
この組み合わせ能力と、その表出力が、その人のクリエイティブ力なんやろけど、表出力の方は訓練で鍛えやすい。

この表出力には自信なしやけど、
組み合わせ能力の方にはなんか自信がある。

この自身の中からしかでてこない組み合わせで、アナログな人間を動かす試みはすごくアナログで、それだけにめちゃくちゃ面白い、と感じる。

このように、
統計処理のデジタルな部分よりも
アナログに考えられた部分により興味がいってるという点では、
自分は『人間臭い』のかもしれない。



この部分は金になりにくいだろうが、この部分に惹かれるし、
この部分を鍛えたい。




1 件のコメント:

  1. webは全て機械に最適化されてしまうから、全く最適化されない領域か、半分くらい最適化される領域がやりたい。
    けどお金をケチりだすと、最適化の領域にいくのだろう。
    自分もお金出す側だったら、確実に最適化される方を選ぶ。

    こいつなら最適化してくれるだろう、位の力をつけないとキツイ。
    1番楽しい道だろうが、独立を考えると、
    web最適化の方の専門家になっといた方がリスクは低い。

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