生きる者は全て不老不死じゃない。
そのように定められて生きている。
諸行無常。
誰かが死ぬ時、誰かは悲しむ。ここにはマイナスしかない。
せめてもの抵抗として、このマイナスを少しでも減らす生き方をしたい。
悲しみというマイナスを少しでも減らしたい。
そういう意味では教祖って尊敬する。
日本は宗教基盤が弱い。
強い悲しみを負った時、すがる神を持つ人は少ないのではないか。
自分は信仰心がないのでわからないが、神はどれほどの悲しみを排除してくれるのだろうか。
神ではないが、お坊さんの説法を聞くと、悲しみは和らぐ。尊敬する職業。
残酷な定めに少しでも抗いたいからなのか。プラスを作るよりも、マイナスを埋めるものを生み出したい。あらかじめ一定量定められた人生のマイナスを、減らしてしまうようなサービスを。
人のマイナスの感情を埋める、満たすような仕事がしたい。お坊さんの様な仕事がしたい。
そんな仕事ができれば、その仕事の結果が後世まで残れば、それは悲しみの多いこの世に神を残していったようなものになり、多くの人を救うことになる。人生で、そんな仕事ができれば、満足して死ねる。
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