2013年6月18日火曜日

経済学って何?

○経済学の目的は?
みんなが"幸せになる""満足する"ような効率的な配分の実現の研究。
(by 西村和雄 教授)

消費者、企業、国、それぞれ最大化したい目的はあるが、
だいたいみんなが満足している状態
を目指す。


○個人的に、経済学を学ぶ意味
経済活動を行う(利己的である)一主体として、自分が属する市場のメカニズム全体を把握することで、他人よりも儲けるため。


○ミクロ経済学とマクロ経済学
ミクロ経済学は、個々のプレイヤー(個人、企業、国)に注目するから、個人としてはより身近に感じられて分かりやすい。
マクロ経済学は、全体的な見方に注目する。政策とかについて、考える。
経済状況の予測と経済政策の立案のためのもの。
(マクロ経済学は、国民の自由な経済活動のみに基づく市場原理(競争原理)を完全に信頼することは出来ないというケインズ経済学の前提に立っている。)

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ミクロ経済学では、全ての人が職業に就き需要と供給が絶えず均衡する『完全雇用・完全競争・市場均衡』というモデルをもとにして経済を考えます。その為、ミクロ経済学では不況や失業を上手く説明して対処することが出来ず、そのミクロ経済学の不十分な点をマクロ経済学(特にケインズ経済学)は集計データを元に補っているという見方をすることが出来ます。

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ケインズ革命とは、供給が需要を生み出すから絶えず市場は均衡し、完全雇用が実現されるというセイの法則『有効需要の原理』で否定し、非自発的失業者(働く意志と能力があるのに働けない人)の存在を認めない古典派経済学へのアンチテーゼを提示しました。つまり、自由市場の競争原理は、自律的に理想的な需要と供給の均衡と完全雇用を導くわけではないという事です。市場に『神の見えざる手』は存在しないのだから、失業率や景気変動に合わせて政府が適切な市場介入(公共投資・金融政策)を行わなければならないとするのがケインズ革命が示唆する経済政策です。

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経済学の起源は?

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イギリスで産業革命が起きた 18 世紀 後半、市場主義経済の成立とともに学問としての姿を整え始めました。その最初の大成者は「経済 学の父」と呼ばれるアダム・スミスです。(経済学の起源自体は古代ギリシャのアリストテレス『ニ コマコス倫理学』にまで遡るといわれていますが、スミスの活躍以前には、絶対王政の保護により 貿易の利益と産業育成を目指すべきだと重商主義を説いたトマス=マンや、国富を増やすには農業 を保護・育成すべきだと重農主義を説いたフランスのケネーなどがいます。)

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○経済学の歴史(ミクロからマクロへ)

ミクロは、アダムスミスから。(経済学のはじまり。)国富論で、市場メカニズムと分業を説いた。これが古典派経済学。(りかーど,みるが体系化)

英国のアルフレッド・マーシャルは、古典派と限界効用学派の考え方を総合した新古典派経済学を創始した。 

マクロは、マーシャルの弟子であるケインズ以降。古典派経済学に対する批判から始まった。





○資本主義経済とは(市場経済と資本主義経済)→いっしょ。





○参照、引用元
"スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編"

http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000921

http://homepage3.nifty.com/~~shimasawa/gairon_ch2.pdf

http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/es002/economics004.html

http://www.geocities.jp/ttovy42195km/newpage41.html

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