2013年6月14日金曜日

経営戦略とマーケティングの違い

経営戦略とマーケティングって何が違うのか?

経営戦略もマーケティングも、利益を上げるために存在する。
※会社の目的(大きな目的の1つだが。)は、利益を上げることである。
利益を出さないと事業は拡大しないし、そんな会社は社会的意義がない。



イメージとしては、
会社が利益を上げるために、
経営戦略が先にあって、その戦略の中にマーケティングがある。


会社がどうやって利益を上げるか?
利益=売上-費用
だから、

利益法則その1)
費用を一定で売上を上げる
→差別化戦略

利益法則その2)
売上を一定にして、費用を下げる
→費用低減戦略

のいずれかになる。


つまり
経営戦略とは、
利益を上げるために差別化戦略か費用低減戦略を選ぶこと。



どちらが良いのか?と言うと、
現実には、
ある競争市場で、費用低減戦略で勝てるのは1社だけになるので、
ほとんどの会社は差別化戦略をとる。




差別化戦略とは、「競合他社より、いかに優れた価値をお客様に提供するか」ということ。

ここで、

どのような価値を提供したいかを考え、決定する。

(価値とは、突き詰めると人間の欲求である。より良く欲求を満たすことが差別化戦略である。)


差別化戦略が基本にあり、会社として提供したい価値を決めた後の戦略を考えるのが、マーケティング戦略。

人によって欲求が違う、だからセグメンテーションを行って、ターゲティングをし、それにあった製品・広告をつくり、などのマーケティング戦略を考えていくことになる。


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