持論。
『伝えたい』という思い と 『伝えるために必要なしんどい努力』 の天秤 について。
(参照→コミュニケーションについて2)
A『伝えたい』という思い
B『伝えるために必要なしんどい努力』
人の頭の中には、無意識的にAとBを載せた天秤がある。
あらゆる刺激がAを重くし、Aの側に天秤が完全に傾くと、「伝える」という行動を起こす。
すると、
Bは軽くなり、
Bが軽くなった状態で天秤は釣り合うようになる。
この時点で、
天秤は以前よりもAの側に傾きやすい状態になる。
つまり、
「伝える」という行動が起こりやすくなる。
またのあらゆる刺激によりAが重くなり、Aの側に天秤が完全に傾き、「伝える」という行動が起こると、
またBは軽くなる。
天秤は以前よりもさらにAの側に傾きやすい状態になり、
「伝える」という行動はさらに起こりやすくなる。
このように、Bがどんどん軽くなると、「伝える」という行動に出やすくなる。
これが、「伝え上手」になるプロセス。
このプロセスの初めには、
Aが重くなる、というのがある。
これは、刺激に支配される。
この刺激は、全員にほぼ等しく訪れる。
(環境によって、その頻度や大きさは異なるが。)
よって、
この刺激に反応しやすくなる(感度が高くなる)と、「伝え上手」になる
ということになる。
《ベースにある考え》
「伝えたい」とならないと「伝える技術」は定着しない
(以下を参考)
まとめ
「伝える」という行動を支配する頭の中の天秤(左:A 右:B)
A『伝えたい』という思い
初めは重さゼロ。
(1番初めは、「伝わらない」という経験(刺激)からくる。)
B『伝えるために必要なしんどい努力』
初めはとても重い。
伝えるのに慣れるにつれ、どんどん軽くなっていく。
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